探検ファクトリー 「朝ドラ作りの職人技探訪記」

探検ファクトリー朝ドラ「ブギウギ」の舞台裏 ドラマを支える職人技を公開!

令和5年11月10日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

【ツアーその2:朝ドラの舞台裏を探検】 こんにちは!前回に引き続き、朝ドラ作りの舞台裏に潜入してみましょう!今回のガイドは、人気番組「ブギウギ」に出演する富田望生さんです。
彼女は福島県出身で、まさに自身のストーリーが舞台とリンクしています。
さっそくガイドされているスタジオに入ると、セット図やスケジュールが貼られていました。

どんな場面でどんなセットが使われるのか、気になりますね。
生放送スタジオを覗くと、まず目に飛び込んできたのは、主人公スズ子の楽屋のセットでした。
ここが一体どんな風に作られているのか、思わず目を奪われました。

さらには昭和20年代を再現した町並みのセットも見学することができました。
時代劇や歴史ドラマのセットも素晴らしいですが、昭和の雰囲気に浸れるのはまた一味違いますね。
次に、私たちの視点を変えて照明の世界へと足を運びました。

ドラマの照明は、画面に映し出される雰囲気を作り出すために重要な役割を果たしています。
照明スタッフは副調整室で機材を操作し、演出や撮影・音声のチーフからの指示を受けています。
操作棒と呼ばれる長い棒を使って、天井につるした照明器具の角度や明るさを調整するんです。

まるで照明を指揮する指揮者のようですね。
セットと共に映画やドラマの雰囲気を演出するのが小道具や衣装です。
私たちも持ち道具置き場に立ち寄りました。

ここには時代設定や役のキャラクターに合わせた帽子やカバンなどが数々並んでいます。
道具担当者の方々が、細部までこだわって制作した小物たちが、ドラマの世界観をより一層引き立てているのです。
こちらの小道具はセット装飾のために使われるもので、出演者が身につける小道具のことを持ち道具と言います。

役柄の個性を際立たせるために、衣装さんが衣装作りにも気を使っています。
スズ子のステージ衣装は、古着を参考にし、舞台映えするようにアレンジされているそうです。
最後に、音楽シーンの撮影現場へ体験しに行きました。

主人公のすず子が結成するバンドのメンバーを演じているえなりかずきさんが、ピアノとアコーディオンを演奏している場面でした。
しかしその楽器は、撮影用に音が出ないように工夫されていたのです。
実際の演奏ではなく、録音した曲に合わせながら演技をすることで、臨場感を出しているのですね。

朝ドラ作りの舞台裏を探検してきましたが、実際に多くの人々が力を注いで作り上げていることに改めて感動しました。
演技やセット装飾、音楽演奏など、一つひとつの職人技がドラマの魅力を引き出しています。
私たちが見ているだけのドラマは、実はたくさんの人々の努力が詰まっているんですね。

これからも朝ドラを楽しむ際には、その裏側にも思いを馳せると、より一層感慨深い時間を過ごせるかもしれません。
それにしても、どれだけの情熱が注がれているのか、新たな発見が楽しみですね![emoji:808][emoji:B60]