探検ファクトリー 『東京ドームの屋根の驚きの真実』

探検ファクトリー「東京ドームから医療用テントまで！大型テント製造工場」

令和５年2月10日放送　　NHK総合
すっちー 礼二（中川家） 剛（中川家）

【東京ドームの屋根の衝撃の事実】 こんにちは！前回に引き続き、東京ドームの屋根にまつわる衝撃の事実をお届けします。
前回は、屋根の膜の薄さや強度についてお伝えしましたが、今回はその製造方法に迫ってみましょう。
## ワイヤーに膜を取り付け、空気で膨らます製造方法 東京ドームの屋根は格子状に張られたワイヤーに膜を取り付け、外部から空気を取り込んで膨らませるという製造方法が使われています。

実は、このテクニックは世界的企業のテント工場で日常的に使用されていることが分かりました。
膜が光を通すことにより、節電にも繋がり、低いコストで済むという特徴も魅力的ですね。
## 光を採り入れながら頑丈で耐火性にも優れた屋根 さらに東京ドームの屋根は、耐火性能にも優れています。

35年間に渡り、一度も張り替えをしなかったということは、その技術の高さと信頼性を物語っています。
膜同士の溶着は機械で行われ、約600℃の温度が必要なんです。
このような細かな作業によって、東京ドームの屋根は長い期間に渡って安全かつ頑丈に使用されているのです。

## 東京ドームの屋根に込められた情熱 東京ドームの屋根製造に携わった田原祐志さんは、「ビッグプロジェクトだったので楽しみだった」と振り返っています。
多くの人々がこのプロジェクトに情熱と労力を注ぎ込み、一つの夢を実現させたのです。
その情熱と努力が、東京ドームの屋根の素晴らしさにも繋がっているのかもしれません。

東京ドームの屋根の事実を知ることで、私たちの周りにもまだまだ驚くべき技術やアイデアが隠れていることを感じずにはいられません。
私たちも、小さなことからでも新たな挑戦をしてみることで、素晴らしい発見や成果が待っているかもしれません。
身の回りのものにも、もっと興味を持ち、探求心を忘れずにいきましょう！ それでは、次回もお楽しみに！