探検ファクトリー

探検ファクトリー「世界に誇る品質!ノーベル賞晩さん会で使われる洋食器工場」

2022年9月16日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

スプーンやフォークといえば、日常生活で欠かせない道具ですよね。
でも、その裏には一体どんな工程があるのか、知っていますか?テレビ番組で紹介されたスプーン・フォーク工場の舞台裏を垣間見ることができました。
驚くべきことに、スプーンやフォーク一つを作るにはなんと30以上の工程が必要なんです。

まずは、ステンレスの板から切り抜く工程から始まり、口に入れる部分を薄くのばす工程、そして柄を作る熱間鍛造など、様々な手順を経て製品が完成していきます。
工程の中で特に興味深かったのは、柄を作る熱間鍛造の工程です。
熱した状態で柄をたたくことで、複雑な形状を実現しているんです。

この工程では、職人の熟練した技術が活かされていることが伺えます。
さらに、スプーンやフォークの形を作り上げる工程や仕上げの工程では、専門の職人が手作業で丁寧に作業を行っています。
その姿を見ると、一つ一つの製品に対する愛情が感じられますね。

そして、この工場ならではのこだわりがあるのが、仕上げの工程での磨き作業です。
一本のスプーンに対して、なんと8工程もの磨きが行われるとのこと。
これほどまでに細かい部分まで気を配っているからこそ、美しい光沢が生まれるのでしょう。

工場内では、職人たちの手によって、日々丁寧なものづくりが行われていることが伝わってきました。
これからは、スプーンやフォークを使う際に、その製造過程に思いを馳せるようになりそうです。