探検ファクトリー選「日本全国！どんな列車の座席でも作る工場」
2022年10月8日放送 NHK総合すっちー 礼二（中川家） 剛（中川家）
新幹線のシート作りの過程を公開するこの番組はとても興味深いものでした。
関東と関西の新幹線のシートの違いについての問題も出題され、答えは関東の方がバケットシートの採用率が高いということでした。
バケットシートは座席の定員通りに座ってもらうことで車内混雑を緩和する効果があるそうです。
また、番組では最終組み立て作業も見学することができました。
シートには手作業でクッション材のカバーをかけ、台座にクッションを取り付けていきます。
西九州新幹線「かもめ」のシートのデザインは、デザイナーの水戸岡鋭治さんが手がけました。
注文が来るときにはデザイン画が届くだけで、それを元に設計図を作っていくそうです。
特に西九州新幹線のシートは木材を多用したデザインであり、木材の形状が安定しないため、設計図の作成は大変な作業とのことでした。
番組を通じて、新幹線のシート作りには多くの手間と努力がかけられていることがわかりました。
また、地域ごとの異なるシートのデザインや採用率も興味深い情報でした。
