探検ファクトリー 「佐賀県のゴム手袋工場の魅力に迫る」

探検ファクトリー▽破れない滑らない アイデア満載 ゴム手袋の知られざる進化

2022年12月16日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

【ゴム手袋工場の魅力】 こんにちは、皆さん。
前回に引き続き、佐賀県厳木町にあるゴム手袋工場の素晴らしさをお伝えします。
今回は、工場で行われている製造工程とその歴史について紹介していきます。

【多彩なゴム手袋の製造工程】 こちらの工場では、約560種類もの手袋が作られています。
その内の9割がゴム製とのことで、作業用ゴム手袋が主力商品となっています。
この工場では、独自の特殊滑り止め加工が施されており、職人たちの手で様々なゴム手袋が生み出されています。

工場見学では、ゴム手袋の製造工程を間近で見学することができました。
綿の下地を手型にはめていく作業や型入れ対決など、職人たちの技術の深さに驚かされます。
また、別の建物では仕上げ作業が行われており、袖口の余分な部分をカットする作業が行われていました。

その後、検品を経て完成品が仕上げられる様子も見学することができました。
【ゴム手袋工場の歴史】 このゴム手袋工場の創業地は、福岡県久留米市とされています。
久留米は日本のゴム産業発祥の地と言われており、創業者は戦前から久留米のゴム靴メーカーで働いていた方です。

1947年に作業用手袋を製造する会社を設立し、当初は苦戦を強いられましたが、1968年に新商品を開発し、売り上げが急上昇しました。
今では累計販売数1億組以上という数字にも反映されています。
さらに最近では、ロボット用の手袋も開発されたそうです。

【感想】 ゴム手袋工場の見学を通じて、手袋作りの奥深さや製造の工程を知ることができました。
職人たちの熟練された技術や独自の滑り止め加工など、手袋へのこだわりが感じられます。
また、この工場の歴史も興味深く、久留米がゴム産業の発祥の地であることにも驚きました。

ゴム手袋は、さまざまな場面で使われる身近な存在です。
作業用や清掃用など、安全と衛生のために取り入れられていることがわかりました。
自分たちの手を守るために一生懸命作られるゴム手袋に、改めて感謝の気持ちを抱かせてくれます。

ぜひ、手袋作りの世界に触れる機会があれば、ゴム手袋工場を訪れてみてください。
きっと、職人たちの技術と情熱に触れることができることでしょう。
そして、私たちの日常で活躍するゴム手袋に対する深い理解と感謝の気持ちが芽生えることでしょう。