探検ファクトリー 「トタンバケツの長持ち術」

探検ファクトリー「兵庫県姫路市

2022年1月22日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

【トタンバケツの魅力に迫る】 #1 姫路城について 姫路城を訪れたことありますか?姫路城は日本でも屈指の美しい城として知られています。
私は最近、姫路城を訪れる機会がありました。
なんと、姫路城のそばに会長の自宅があるというのです。

城下町の姫路はお菓子作りも盛んな街で、江戸時代にお殿様が街づくりのために作らせた播州駄菓子は今も姫路の名物なのだそうです。
姫路は歴史的な魅力だけでなく、甘いお菓子の香りも漂う魅力あふれる場所と言えるでしょう。
#2 トタンバケツの秘密 姫路の臨海工業地域では、古くから製鉄所がありました。

そこで作られた鉄板を手に入れやすかったため、トタン製品の工場が集まったのだそうです。
今回は、そんなトタンバケツの製造工場を訪れることができました。
驚くべきことに、工場ではなんと17種類ものトタンバケツが製造されているのです。

最盛期には、年間60万個ものバケツが生産されていたとのことです。
#3 トタンバケツの特徴 トタンは薄い鉄板を亜鉛メッキにした素材でできています。
軽くて加工しやすく、ぬれてもさびにくいという特徴があります。

そして、トタンバケツの最大の特徴は、はぜ組みという工程にあります。
はぜ組みとは、2枚のトタン板を輪にする工程です。
このときに使用する接着剤が水漏れを防止しているのです。

また、興味深いことに、数十年前まで西日本と東日本ではバケツの形が異なっていたそうです。
地域ごとに異なるバケツの形状にも、地域独自の歴史や文化が反映されているのでしょう。
#4 トタンバケツの魅力 トタンバケツは、その軽さと頑丈さから、日常生活において非常に便利なアイテムです。

さびにくい素材で作られているため、長期間使い続けることができるのも魅力です。
また、姫路のトタンバケツ工場では、職人の手によって丁寧に作られているので、一つ一つに温かみが感じられます。
バケツの形状にも地域ごとの個性が詰まっていて、使っているだけでなんだかほっこりとした気持ちになりますね。

ぜひ、トタンバケツを手に入れて、暮らしを豊かにしてみてはいかがでしょうか。
トタンバケツの魅力に迫る旅は、とても楽しかったです。
姫路城の美しさに触れつつ、トタンバケツの製造工程に興味深く見入りました。

トタンの軽さと耐久性、そして地域ごとの個性を感じられるトタンバケツは、日常生活をもっと楽しく彩ります。
ぜひ、足を運んでみてください。
きっと、トタンバケツの魅力にきゅんと心を奪われることでしょう。