探検ファクトリー 「商品開発現場探検日記」

探検ファクトリー選▽実はここで!?全国のオリジナルコロッケを作る大阪の工場

2022年5月26日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

【見学の続き、無添加コロッケの試作に挑戦】 さて、前回に引き続き、私たちは商品開発の舞台を探検していきましょう。
今回は、ある工場の歴史と、そこで行われている無添加コロッケの試作についてご紹介します。
この工場の社長は、IT関連の会社で働いた後、2002年に父の跡を継いで31歳で社長に就任した方です。

20年前のことを思い返すと、この会社にはまだパソコンが一台もなく、計算はそろばん、帳簿は手書きで行っていたそうです。
時代の流れとともに、彼らは2004年に通販サイトとホームページを開設し、売り上げを徐々に伸ばしていきました。
私たちは、そんな彼らの商品開発の一端を見学することになりました。

コロッケ道場へと足を運ぶと、彼らが最近力を入れているのは、自社ブランド商品の無添加コロッケなのだと教えていただきました。
じゃことピーマンのコロッケを試作中とのこと。
どんな味わいが生まれるのか、楽しみですね。

この試作において、コロッケをおいしく揚げるコツは二つあります。
まずは、コロッケを揚げる温度です。
それはなんと180℃。

揚げることでコロッケ自体がカリッとした食感になるのはもちろん、コロッケの中の具材もじっくりと火が通って美味しさが引き立つのです。
次に、触りすぎないこと。
コロッケは中に具材が詰まっていますが、触りすぎると皮が崩れてしまう可能性があります。

そこで、上手に形を整えながらも触りすぎない技術が求められるのです。
これらのポイントを心得ながら、彼らは無添加コロッケの試作に取り組んでいます。
まだ完成の段階には至っていないようですが、私たちにとってはこれからの成長が楽しみでなりません。

【感想】 このテレビ番組を見て、私はなんだかワクワクしてきました。
商品開発という世界は、その背後に数々の努力や挑戦があることに気づかされます。
工場の歴史を聞いていると、この会社がどんな困難を乗り越えながら、成長してきたのかが伝わってきました。

そして、無添加コロッケの試作の様子を見学していると、まだ完成には至っていないものの、彼らの情熱と創造力が感じられました。
商品開発というのは、一見するとただ商品を作る作業のように思えますが、実際には試行錯誤やアイデアの絞り込み、さまざまなテクニックや経験が必要とされるのでしょうね。
しかも、2004年当時はまだ通販サイトやホームページといったものが世間一般に広まっていなかったということで、彼らの挑戦はさらに大きかったに違いありません。

私たちも日々、様々な商品やサービスを利用していますが、その背景にはたくさんの人々の努力や挑戦があることを改めて感じました。
商品開発の現場を探検することで、私たちの日常にある商品の魅力や裏側に触れる機会が与えられるのです。
無添加コロッケの試作に取り組んでいる彼らの姿勢には、なんだか共感を覚えました。

まだ完璧ではないけれど、日々進化し続けている姿はとても魅力的です。
私たちも彼らのように、小さな挑戦を続けながら成長していくこと、そして自分の夢やアイデアを形にすることを忘れずにいたいと思いました。
無添加コロッケがいずれ私たちの食卓に並ぶ日が来るかもしれません。

その時は、この番組を通じて知った彼らの挑戦と努力の軌跡を思い出しながら、一口食べてみたいと思います。
楽しみですね。