探検ファクトリー選▽乃木坂46・山下美月が探検！空間をがらっと変える照明器具
令和５年2月18日放送 NHK総合すっちー 礼二（中川家） 剛（中川家） 山下美月（乃木坂46）
【技術の奥深さに感動！へら絞りとは？】 東大阪を訪れた私は、約6000もの町工場が軒を連ねるモノづくりのまちとして知られるこの街で、照明器具を製造する町工場を見学しました。
草場寛子さんの工場では、商業施設や店舗向けの照明器具を年間約10万台も生産しているのです。
照明器具は、空間全体の雰囲気や印象を左右する非常に重要な役割を果たしています。
そのため、一つ一つの製品には施設が求める特定のスタイルや空気感を表現する必要があります。
そこで注目を集めていたのが、「へら絞り」という技術でした。
へら絞りとは、へら棒を使って金属板を薄く伸ばしながら加工する技術のことです。
この技術には熟練と細心の注意が要求され、ヘラ棒を使い分けることで様々な形状を作り出すことが可能です。
私はこのへら絞りを体験する機会を得ましたが、「もうちょっとヘラ棒が短い方が良い」「もう大丈夫」と、初めての経験に興味津々で挑戦しました。
【技術の深みと職人の魂】 へら絞りを通じて感じたのは、技術の奥深さと職人の魂です。
一見簡単に見える作業も、実際に手を動かしてみるとその難しさに驚かされました。
ヘラ棒の長さや力の入れ具合、そして素材の特性との相性など、細かな調整が求められます。
その一つ一つが、最終的な製品のクオリティに直結するのです。
また、職人たちの情熱と魂が技術に込められていることも感じました。
何年もの経験を積んできた彼らは、熟練した技術に自信と誇りを持っています。
その技術を受け継ぎ、次世代につないでいくことは彼らにとっての使命なのです。
【職人の魅力が光る照明器具】 照明器具の製造現場を見学する中で、その魅力ある製品にも心惹かれました。
施設の雰囲気やイメージに合わせてデザインされた照明器具は、一つ一つが個性的で美しい形状を持っていました。
職人の技術と情熱が詰まったその製品群は、見ているだけで心躍ります。
照明器具という一見地味な存在ですが、それが空間を彩り、快適な雰囲気を作り出す重要な要素であることを知りました。
職人たちが手掛ける照明器具の光は、人々の心を豊かにしてくれるのです。
【感想】 この町工場の見学を通じて、技術や職人の魂について改めて感動しました。
一つの職業に対して情熱を持ち、自分の技術を培ってきた職人たちの姿は、まさに尊敬すべきものです。
また、照明器具の製造工程に触れることで、私たちの身の回りにあるさまざまな製品に対する新たな視点が生まれました。
自分たちの仕事に真摯に向き合う職人たちの姿勢に共感し、またその製品の魅力に触れることで、日常の中にも多くの美しいものや魅力が隠れていることを実感しました。
これからも身近なものに目を向け、その背後に潜む技術や職人の魂に感謝と敬意を持ち続けたいと思います。
