探検ファクトリー 「レコード製造の舞台裏を暴露!」

探検ファクトリー選 レコード人気復活 あの人気歌手もここで!レコード製造工場

令和5年11月3日放送  NHK総合
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家

【レコードの製造工程を大公開!】   前回に引き続き、レコード製造工程をご紹介します。
今回は、さらに詳しく加工職人の方々の作業をのぞいてみましょう。
その中でも、特に目を引いたのは谷と山の形状がレコードになる瞬間です。

ラッカー盤に金メッキを施し、剥がすと、まるで谷が溝になり、山が板に変わるような神秘的な変化が起こります。
そこまでの技術と工夫を凝らした作業を見て、興味津々でした。
【プレス作業に入る】 そして、いよいよ待望のプレス作業です。

塩化ビニールの粒を溶かした塊をレーベルと共にスタンパー盤で圧縮します。
この作業は、粟野張男さんが担当していますが、彼の熟練の技術には驚きました。
レーベルが綺麗にプレスされ、スタンパー盤に鮮やかな模様が刻まれるのです。

職人の技術と繊細な手作業が、音楽を楽しむ私たちの手元に届けてくれるのだと改めて実感しました。
【レコード製造のブーム】 この工場では、2009年までの年間製造が10万枚ほどまで落ち込んでいたそうですが、最近のレコード製造ブームにより、再び盛り返しているとのこと。
確かに、デジタル化が進み、音楽の鑑賞スタイルも変化しましたが、アナログ音源であるレコードには、なおも多くの人々が魅了される要素があるようです。

音楽を実体感として感じること、レコードジャケットや歌詞カードを手に取る喜び、そしてレコードを針でなぞる音の温かさ。
そんな魅力に触れることが、レコード製造のブームを後押ししているのでしょう。
【感想】 レコード製造の工程を知ることができ、とても興味深い時間でした。

特に、加工職人の方々の技術と繊細な手作業には感動しました。
音楽は私たちの心を魅了する存在ですが、その音楽を手元で実体感として楽しむためには、たくさんの人々の手がけた工程が必要なのだということを再認識しました。
レコード製造のブームは、アナログ音源に魅了される人々の存在を感じさせます。

私もレコードを通じて音楽をもっと身近に感じたいと思いました。