探検ファクトリー 「追憶のジャングルジム:遊び心満載の思い出」

探検ファクトリー▽ワクワクと安全性かなえる新技術子供が夢中!公園の遊具工場

令和5年1月13日放送  NHK総合
礼二(中川家) 剛(中川家

【見学③ 製作工程と点検】 懐かしい回転ジャングルジムで遊んだことはありますか?あの楽しい遊具の秘密に迫ります。
このブログでは、実際の製作工程と点検についてお伝えします。
まずはじめに、回転ジャングルジムの製作工程を見学しました。

グローブジャングルが昭和32年実用新案権を取得したことはご存知でしたか?実用新案権は、物品の形状や構造などのアイデアを保護する権利です。
実際に、製作のきっかけは銀座のビルの屋上にあったお菓子メーカーの地球儀型のネオンサインからの着想だったそうです。
製作工程では、溶接の温度が5000℃から20000℃も必要と聞き驚きました。

触りやすいように仕上げるのは大変な作業だそうです。
また、遊具の安全性を確保するためには「点検」も欠かせません。
製作後、危険がないかを確認する仮組み検査が行われ、修繕しやすいようにパイプを手作業で1本ずつ組み立てます。

さらに、落下事故を防ぐため、スピードが出過ぎずゆるやかに減速する構造になっているのだそうです。
支柱部分には厚みのあるパイプを使用し、経年劣化による腐食や倒壊を防止する工夫もされています。
最後に、バリを除去し、正常に回転するかを点検した後、塗装を施して完成です。

【見学④ メンテナンス】 公園に回転ジャングルジムが設置された後は、メンテナンスの重要性が求められます。
定期的なメンテナンスによって経年劣化を防ぎ、遊具の安全性を保つことが大切です。
実際に、グローブジャングルは年間30台もの受注があるそうですから、そのメンテナンス課の役割はとても重要なのでしょう。

メンテナンスでは、経年劣化のチェックが行われます。
塗装の剥がれやパイプの腐食など、設置後におこる可能性があるダメージを見逃さずに対策を行います。
公園で安心して遊ぶためにも、メンテナンスの徹底は欠かせませんね。

【感想】 回転ジャングルジムの製作工程とメンテナンスの一端を垣間見ることができた今回の見学。
改めて、遊具の製作には多くの工夫と努力が込められていることを実感しました。
また、メンテナンスチームの大切な役割を知ることができました。

思い出のあの回転ジャングルジムが、実はこんなにも緻密に作られているなんて驚きですよね。
安全性を確保するために細部まで気を配る製作工程や、定期的なメンテナンスによって長く愛される遊具として存在していることに感動を覚えます。
次回公園で回転ジャングルジムに乗るとき、ぜひその製作工程やメンテナンスの大切さを感じることができると思います。

安心して楽しんでいただけるように、製作・メンテナンスに携わる方々に感謝を忘れずに、子どもたちと一緒に遊びましょう! (絵文字:[emoji:806][emoji:4C9]🧼[emoji:B56]🤸‍♂️)